40坪の家は広い?間取りの実例や価格相場、建てる際の注意点を解説

目次
吹き抜けとライブラリースペースがある開放的な家 (36.06坪)
大開口窓と北欧デザインで温かみのあるLDK (34.00坪)
回遊動線と適材適所の収納で家事が捗る住まい (33.05坪)
「40坪の家って実際どのくらい広いの?」「家族4人で快適に暮らせるかな?」と疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。家づくりを検討する際、延べ床面積40坪という数字だけでは、実際の暮らしやすさや必要な土地の広さをイメージしにくいものです。
この記事では、40坪の家が持つ広さの特徴や適した家族構成、実際の建築費用の相場まで、わかりやすく解説していきます。さらに、トコスホームの施工事例をもとに、吹き抜けや回遊動線を取り入れたゆとりある間取りの実例もご紹介します。
延べ床面積40坪の家は広い?間取りの基礎知識

延べ床面積40坪の家は、一般的な住宅と比べてどの程度の広さなのでしょうか。数字だけではピンとこない方も多いはずです。以降では40坪という広さを具体的にイメージできるよう、畳数や平米数への換算、適した家族構成、そして建築に必要な土地の条件について詳しく解説します。
自分たちの暮らしに合った広さなのか、どのような間取りが実現できるのかを、このセクションを通じて確認していきましょう。
40坪の広さを畳数や平米数でイメージする
延べ床面積40坪は、平米数に換算すると約132㎡、畳数では約80畳に相当します。たとえば、小学校の教室が1つ約64㎡ですから、40坪の家は教室2つ分の広さとイメージするとわかりやすいでしょう。
住宅金融支援機構が公表している「2024年度 フラット35利用者調査」によると、注文住宅における全国平均の延べ床面積は約35〜36坪です。この数字と比較すると、40坪は平均よりも約5坪広く、ゆとりのある住空間を確保できるサイズといえます。
広々としたリビングや個室を複数設けられるだけでなく、書斎や趣味のスペース、充実した収納なども取り入れやすい広さです。平均以上の面積があることで、設計の自由度が高まり、家族のライフスタイルに合わせた柔軟な間取りを実現できます。
参考:住宅金融支援機構|2024年度 フラット35利用者調査
快適に暮らせる家族人数の目安とライフスタイル
40坪の家は、一般的に4〜5人家族が快適に過ごせる広さとされています。夫婦と子ども2〜3人という家族構成であれば、それぞれの個室を確保しながら、広々としたリビングや書斎、収納スペースなども無理なく配置できるでしょう。
また、二世帯住宅として活用することも可能です。完全分離型の間取りにすれば、親世帯と子世帯がそれぞれのプライバシーを保ちながら、お互いに助け合える住まいを実現できます。玄関やキッチン、浴室などを分けることで、生活リズムの違いによるストレスも軽減されます。
将来的に家族構成が変わった場合でも、40坪の広さがあれば柔軟に対応できる点も魅力です。子どもが独立した後は、空いた部屋を趣味のスペースやゲストルームとして活用したり、親の介護が必要になった際には寝室を1階に設けたりと、ライフステージに合わせて住まいを変化させられます。長く住み続けたいと考えている方にとって、40坪は安心できる広さといえるでしょう。
建ぺい率と容積率から算出する必要な土地面積
40坪の家を建てる際、必要な土地の広さはその土地の「建ぺい率」と「容積率」によって決まります。建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合のことです。一方、容積率は敷地面積に対する延べ床面積の割合を指します。
たとえば、建ぺい率50%、容積率100%の地域で40坪の平屋を建てる場合、最低でも80坪(40坪÷50%)の土地が必要になります。これは建物だけのスペースですので、実際には駐車場や庭、アプローチなどのスペースも考慮しなければなりません。
2階建ての場合は計算が変わります。1階を25坪、2階を15坪とすると、建ぺい率50%の土地では50坪(25坪÷50%)の敷地が必要です。容積率についても、延べ床面積40坪÷敷地面積50坪×100%=80%となり、容積率100%の制限内に収まるため建築可能です。
ただし、建ぺい率や容積率の上限いっぱいまで建ててしまうと、隣家との距離が近くなったり、駐車スペースや庭が狭くなったりする可能性があります。ゆとりのある配置を考えるなら、建築会社に相談しながら適切な土地の広さを検討することが大切です。
40坪の注文住宅を建てる際の費用相場

40坪の家を建てる際、気になるのはやはり費用面ではないでしょうか。建築費用は本体工事費だけでなく、付帯工事費や諸費用を含めた総額で考える必要があります。以降では、40坪の家づくりにかかる費用の目安と、予算内で理想の住まいを実現するためのコストダウンのポイントについて解説します。
ハウスメーカーや工務店によって価格差があることも踏まえ、賢く家づくりを進めるための情報をお伝えします。
本体工事費と付帯工事費を含めた建築費用の目安
40坪の家を建てる際の建築費用は、依頼先によって大きく異なります。ローコスト住宅メーカーであれば坪単価40〜50万円程度、一般的な工務店では60万円前後、大手ハウスメーカーでは80万円以上が目安となるでしょう。
仮に坪単価60万円で計算すると、本体工事費は2,400万円(60万円×40坪)となります。しかし、家づくりにかかる費用は本体工事費だけではありません。付帯工事費(外構工事、地盤改良、上下水道の引き込みなど)や諸費用(登記費用、住宅ローン手数料、火災保険料など)も必要です。
一般的に、付帯工事費は本体工事費の20〜30%、諸費用は10%程度とされています。先ほどの例で考えると、本体工事費2,400万円に対し、付帯工事費が480〜720万円、諸費用が240万円程度かかり、総額は3,120〜3,360万円となります。
関連記事:米子市の注文住宅の費用は?建築相場や坪単価・家を建てる際のポイントを解説
予算オーバーを防ぐためのコストダウンのポイント
予算内で理想の家を建てるには、優先順位をつけて仕様や設備を選ぶことが大切です。たとえば、キッチンや浴室などの設備にこだわりたい場合は、壁紙や床材をスタンダードなものにするなど、メリハリをつけることで全体のバランスを保てます。
複数の建築会社から見積もりを取り、比較検討することも効果的です。同じ仕様でも会社によって価格が異なるため、適正価格を把握しやすくなります。また、見積もりの内容を細かくチェックすることで、不要なオプションや重複している項目を見つけられる場合もあります。
設計段階での工夫もコストダウンにつながります。建物の形状をシンプルにすると、外壁面積が減り、施工の手間も省けるため建築費を抑えられるでしょう。また、水回り(キッチン、洗面所、浴室)を一箇所にまとめることで、配管工事の費用を削減できます。
ただし、コストダウンを重視しすぎて、耐震性や断熱性といった住宅の基本性能を犠牲にしてしまうのは避けるべきです。長く快適に暮らせる家を建てるためには、削っていい部分と削ってはいけない部分を見極めることが重要になります。
【事例別】40坪前後のゆとりある間取り成功例
ここからは、トコスホームが手がけた30坪台の施工事例を3つご紹介します。吹き抜けや大開口窓、回遊動線など、それぞれの家族のライフスタイルに合わせた工夫が詰まった間取りです。
広さを活かした開放的な空間づくりや、家事効率を高める動線設計、適材適所の収納アイデアなど、理想の暮らしをイメージする際の参考にしてください。
吹き抜けとライブラリースペースがある開放的な家(36.06坪)
こちらは、延べ床面積36.06坪の2階建て住宅です。南側に設けた大開口窓と吹き抜けにより、LDKに明るい光が降り注ぎ、開放感あふれる空間を実現しています。
この住まいの特徴は、共働き世帯の家事負担を軽減する動線設計にあります。2階にドライルームとファミリークローゼットを隣接して配置することで、「脱ぐ→洗う→干す→しまう」という一連の流れを同じフロアで完結できるようになっています。天候に左右されずに洗濯物を干せるドライルームは、雨の多い山陰エリアでは特に重宝する設備です。
さらに、2階ホールにはカウンターデスクと本棚を造作したライブラリースペースを設けました。家族が集まって読書や勉強をしたり、趣味の時間を過ごしたりできる共有空間として活躍します。吹き抜けを通じて1階とつながる一体感も魅力的です。
詳しくはこちら:【島根県出雲市】開放的な吹き抜けリビングの家
大開口窓と北欧デザインで温かみのあるLDK(34.00坪)
こちらは、延べ床面積34.00坪のコンパクトながらも機能的な住宅です。南側に設けた大開口窓から庭を望むLDKは、自然光がたっぷり入り込む明るい空間となっています。
この住まいのデザインコンセプトは、アースカラーを基調とした北欧スタイルです。ベージュやグレー、木の温もりを感じる配色で統一することで、家全体に柔らかく温かみのある雰囲気が生まれています。シンプルながらも飽きのこないデザインは、長く愛せる住まいづくりのポイントです。
LDKの一角には、スタディーコーナーや置きタタミのプレイルームを配置しました。リビングで過ごす家族の気配を感じながら、子どもが勉強したり遊んだりできる空間です。独立した部屋ではなく、あえてオープンなスペースにすることで、家族のコミュニケーションが自然と生まれる工夫がされています。
詳しくはこちら:【島根県松江市】一体感を感じる温かみのある住まい
回遊動線と適材適所の収納で家事が捗る住まい(33.05坪)
こちらの事例は、延べ床面積33.05坪の家事効率を追求した住宅です。キッチンを中心とした回遊動線を採用し、水回りへの移動がスムーズにできるよう設計されています。行き止まりのない間取りは、家事をしながらの移動がスムーズで、ストレスを感じにくいのが特徴です。
キッチン背面には造作カウンターを設け、家事の合間にちょっとした作業ができるワークスペースとして活用できます。また、階段下のデッドスペースも無駄にせず、収納や勉強スペースとして有効活用しています。限られた空間を最大限に活かす工夫が随所に見られる間取りです。
玄関には手洗いを設置し、帰宅後すぐに手を洗う習慣が自然と身につく動線にしました。感染症対策としても有効ですし、子どもがいる家庭では特に便利な設備です。さらに、充実した土間収納により、靴やアウトドア用品、ベビーカーなどもすっきり片付けられます。
詳しくはこちら:【島根県松江市】家事動線にこだわった住まい
40坪の家で後悔しないための注意点と対策

40坪という広さは魅力的ですが、設計を誤ると住み始めてから不便を感じることもあります。ここでは、広い家ならではの注意点と、快適に暮らすための対策について解説します。
以下のような事前に検討しておくべきポイントを押さえておくことで、後悔のない家づくりを実現できるでしょう。
- 家事動線を意識した間取り設計の重要性
- 冷暖房効率を高める断熱・気密性能の確保
- 将来のメンテナンス費用や税金を考慮した計画
家事動線を意識した間取り設計の重要性
家が広くなると、必然的に移動距離が長くなりがちです。特に家事は毎日のことですから、動線が長いと時間も体力も消耗してしまいます。そのため、家事動線を短く効率的にすることが重要になります。
キッチン、洗面所、洗濯機置き場、物干し場といった水回りを近くに配置することで、「洗う・干す・しまう」という一連の流れをスムーズにできます。たとえば、キッチンの隣にランドリールームやファミリークローゼットを設ければ、料理をしながら洗濯物を取り込んだり、畳んだ洗濯物をすぐに収納したりできるでしょう。
回遊動線を取り入れることも有効です。行き止まりのない間取りにすることで、家中をスムーズに移動でき、掃除や片付けの際にも便利です。たとえば、玄関からパントリー、キッチンへとつながる動線があれば、買い物帰りに荷物を運ぶ手間が省けます。家事の負担を軽減するためにも、動線を意識した設計を心がけましょう。
関連記事:家事動線がいい間取りとは?注文住宅を建てる際のポイントを解説
冷暖房効率を高める断熱・気密性能の確保
広いリビングや吹き抜けのある開放的な空間は魅力的ですが、冷暖房効率が悪くなりやすいというデメリットもあります。特に山陰エリアのように冬の寒さが厳しい地域では、断熱・気密性能をしっかり確保しておかないと、光熱費が膨らんでしまう可能性があります。
高気密・高断熱仕様にすることで、外気の影響を受けにくくなり、少ないエネルギーで快適な室温を保てます。トコスホームでは、国の基準値を大きく超える高性能な断熱材やサッシを標準採用しており、年間を通じて快適に過ごせる住まいを提供しています。
さらに、シーリングファンを設置して空気を循環させたり、床暖房を採用したりすることで、広いLDKでも温度ムラを減らせます。窓の配置にも工夫が必要です。南側に大きな窓を設けて冬場の日射取得を増やしつつ、夏場の直射日光を遮る庇を設けることで、季節ごとの快適性を高められるでしょう。
関連記事:断熱等性能等級とは?住宅の等級による違いや調べ方を解説
将来のメンテナンス費用や税金を考慮した計画
家を建てる際は、初期費用だけでなく、将来的にかかるメンテナンス費用や税金についても考慮しておく必要があります。40坪の家は、延べ床面積120平米(約36.3坪)を超える部分について、固定資産税の軽減措置が受けられません。そのため、税金面での負担が平均的な家よりも大きくなる可能性があります。
外壁や屋根のメンテナンス費用も、家の規模に応じて高くなる傾向があります。一般的に、外壁の塗り替えは10〜15年ごと、屋根の補修は20〜30年ごとに必要とされています。広い家ほど面積が増えるため、その分費用もかさみます。将来的な修繕費を積み立てておくことで、いざというときに慌てずに済むでしょう。
長期優良住宅の認定を受けることも検討に値します。耐震性や省エネ性能など、一定の基準を満たした住宅に与えられる認定で、住宅ローン控除の拡大や固定資産税の軽減期間延長といった税制優遇を受けられます。また、補助金制度の対象になる場合もあるため、初期費用の負担を軽減できる可能性があります。トコスホームでは、長期優良住宅の基準を満たす高性能な住宅を標準仕様で提供しています。
山陰エリアで40坪の高性能住宅を建てるならトコスホームへ
40坪の家は、4〜5人家族が快適に暮らせる広さであり、間取りの自由度が高く、ゆとりのある住空間を実現できます。平均的な住宅よりも広い分、家事動線や冷暖房効率、将来のメンテナンス費用などを考慮した計画が重要です。
本記事では、40坪の家の広さのイメージから、建築費用の相場、実際の間取り事例、そして後悔しないための注意点まで詳しく解説してきました。吹き抜けや回遊動線を取り入れた開放的な住まいや、家事効率を高める工夫が詰まった間取りなど、理想の暮らしを実現するヒントを見つけていただけたのではないでしょうか。
トコスホームは、山陰エリアで着工数No.1の実績を持つアート建工グループから生まれたブランドです。鳥取・島根の気候や風土を知り尽くした「山陰スタンダード」を標準仕様とし、高気密・高断熱、耐震等級3の高性能住宅を適正価格で提供しています。
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