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コラム松江店

家の性能とは?松江市の子育て世帯必見!家づくりのポイント

目次

・子育て世帯が重視すべき家の性能とは?

家族の健康と安全を守る住宅性能の基礎知識

子どもの成長に合わせた住環境の重要性

ライフスタイルの変化に対応できる耐久性の必要性

・松江市の気候特性に適した性能が高い家の条件

多雨多湿環境でカビを防ぐ換気・防湿対策

冬の寒さと夏の暑さを快適にする断熱・気密対策

日照時間の少なさをカバーする採光・省エネ対策

・子育て世帯の家づくりで優先すべき性能のポイント

家事効率を高める動線設計と収納計画

子どもの安全を確保する耐震・防犯設計

光熱費を抑える省エネ設備の選び方

・松江市でお家の性能を最大化する山陰スタンダードという選択

・松江市で高性能な家を建てるならトコスホームまで

 

 

 

子育て世帯の方々にとって、新しい住まいを考える際、間取りやデザインだけでなく、「家の性能」に注目することは大変重要です。快適で安心な暮らしは、家の持つ性能によって大きく左右されます。この記事では、子育て世帯がなぜ住宅性能を重視すべきなのか、健康、安全、そして将来のライフスタイルに合わせた住まい選びのポイントを詳しくご説明します。

 

子育て世帯が重視すべき家の性能とは?

子育て世帯にとって、住宅の性能は家族の健康と安全、そして日々の快適性に直結する大切な要素です。たとえば、冬の寒い日に外から帰宅した際に、すぐに暖かさが感じられる家と、いつまでも冷え込む家では、生活の質が大きく異なります。これは、家の持つ断熱性や気密性といった性能の違いによるものです。

 

家の性能には、主に断熱性、気密性、耐震性、耐久性、省エネルギー性などがあります。これらの性能に優れた家は「高性能住宅」と呼ばれています。地震や台風など、さまざまな自然災害のリスクがある日本では、耐震性の高い家が求められるのはもちろんのこと、断熱性や省エネルギー性を兼ね備えることで、快適なだけでなく光熱費の抑制にもつながる生活を実現できるでしょう。

 

子育て世帯特有のニーズとしては、安全性の確保、子どもの健康への配慮、そして成長に合わせて柔軟に対応できる住まいが挙げられます。住宅性能は、これらのニーズに応える基盤です。

 

家族の健康と安全を守る住宅性能の基礎知識

家族の健康を守るためには、室内の空気環境が重要です。シックハウス症候群は、建材や家具から発散される化学物質が主な原因とされており、目や喉の痛み、めまいなどの症状を引き起こすことがあります。これを防ぐためには、化学物質の発散を抑えた建材の選択に加え、24時間換気システムの設置が義務付けられています。これにより、室内の空気を清浄に保ち、カビやダニの発生を抑制し、湿気による内部結露のリスクも軽減できます。

 

また、急激な温度変化が体に大きな負担をかけるヒートショックを予防するためにも、家の断熱性と気密性は不可欠です。断熱性能が高い家は、外気の影響を受けにくく、室内の温度差を小さく保つことが可能であり、これにより、一年を通して快適な室温を維持しやすくなります。

 

子どもの安全を確保する視点では、防犯性能も欠かせません。窓ガラスを破って侵入するケースが空き巣被害の約6割を占めるとされており、防犯性能の高い強化ガラスの採用や、複数の鍵を設置するといった対策が有効です。このような対策は、外部からの侵入を防ぐだけでなく、子どもの不意な事故を防ぐことにもつながります。

 

参考:国土交通省|シックハウス対策のための規制導入改正建築基準法は平成15年7月1日に施行されました。

 

子どもの成長に合わせた住環境の重要性

乳幼児期から学童期、そして思春期へと、子どもの成長段階に応じて住環境に求められるものは変化します。たとえば、小さいうちはリビングで家族と過ごす時間が多いかもしれませんが、学童期には集中して勉強できるスペース、思春期にはプライベートな空間が必要になるかもしれません。

 

また、快適な室温と湿度管理は、子どもの睡眠の質や集中力に影響します。温度や湿度が適切に保たれた室内は、まるで図書館のような居心地のよさを提供し、子どもたちが落ち着いて学んだり、質の良い睡眠を取ったりするのに役立つでしょう。

 

採光性能も子どもの生活リズムや健康的な成長に重要な役割を果たします。自然光が十分に差し込む明るい室内は、子どもの体内時計を整え、活発な活動を促します。窓の配置や大きさも、日中の光の取り入れ方を考慮して計画することが大切です。

 

ライフスタイルの変化に対応できる耐久性の必要性

住宅を長く安心して使用するためには、その耐久性が重要です。長期優良住宅の認定基準では、およそ75年から90年といった長期間にわたって大規模な改修を必要としないような耐久性が求められています。これは、単に構造的な強さだけでなく、家族構成の変化にも柔軟に対応できる住まいであることを意味します。

 

子どもが独立したり、親との同居が始まったりするなど、家族のライフスタイルは変化していくものです。このような変化に対応できる住宅は、構造的な寿命だけでなく、「使い方」の観点からも耐久性が高いといえるでしょう。

 

さらに、メンテナンスコストを抑えながら快適性を維持するためには、初期段階で耐久性の高い建材や工法を選択することが大切です。これにより、将来的な修繕費用を削減し、長期的な視点で経済的な負担を軽減することにもつながります。

 

松江市の気候特性に適した性能が高い家の条件

島根県松江市は、日本海側に位置するため、その気候特性を理解した家づくりが不可欠です。松江市は断熱性能基準における「地域区分6」に該当し、これは東京などと比較しても冬季の寒さや日照時間の少なさ、また年間を通して湿度が高いといった特徴があります。特に冬は曇りや雨、雪の日が多く、日照時間が短くなる傾向があります。梅雨期や台風シーズンには集中豪雨に見舞われることも少なくありません。

 

これらの気候特性に対応するためには、高い断熱性や気密性はもちろんのこと、多湿環境下での換気・防湿対策、そして日照時間の少なさを補う採光・省エネ対策を全体的に考慮した住宅性能が求められます。

 

多雨多湿環境でカビを防ぐ換気・防湿対策

松江市の高湿度環境、特に梅雨期や冬季は、結露やカビのリスクを高めます。結露は壁の内部や建物の躯体で発生する可能性があり、カビの原因となるため、注意が必要です。

 

このような環境下で効果的なのが、24時間換気システムです。これにより、室内の空気を常に新鮮に保ち、湿気を排出することができます。さらに、熱交換型換気システムを導入することで、換気による室内の温度変化を抑えつつ、効率的に換気を行うことが可能です。

 

内部結露対策としては、適切な防湿層の設置や、断熱材の選定も重要です。防湿層は、壁体内に湿気が侵入するのを防ぎ、断熱材の性能を維持する役割を果たします。建築基準法では、シックハウス対策の一環として24時間換気システムの設置が義務付けられており、計画通りの換気量を確保することが、これらのデメリットを回避する上で不可欠です。

 

冬の寒さと夏の暑さを快適にする断熱・気密対策

松江市(地域区分6)において、快適な室内環境を実現するためには、適切な断熱性能が重要です。住宅の外皮平均熱貫流率(UA値)は、室内と外気の熱の出入りのしやすさを示す指標で、値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。地域区分6の省エネ基準ではUA値0.87W/(㎡・K)以下が求められますが、より高性能な家を目指すのであれば、等級6の0.46W/(㎡・K)以下、または等級7の0.26W/(㎡・K)以下を参考にすると良いでしょう。

 

また、気密性(C値)は、建物に空気の通る隙間がどれだけ少ないかを示す数値で、値が小さいほど気密性が高いことを意味します。気密性が高まることで、断熱材の効果が最大限に発揮され、暖冷房で整えられた快適な空気が外部に逃げ出すのを防ぎ、光熱費の削減にもつながります。C値には明確な国の基準値はありませんが、1.0㎠/㎡以下が一つの目安とされています。

 

窓の断熱性能も非常に重要です。複層ガラスやLow-E複層ガラス、さらにはトリプルガラスといった高断熱窓や、断熱性の高い樹脂製サッシを選ぶことで、窓からの熱の出入りを大幅に抑えることができます。

 

参考:国土交通省|地域区分新旧表

参考:国土交通省|住宅性能表示制度の見直しについて

参考:国土交通省|【参考】住宅における外皮性能

参考:国土交通省|省エネ基準の概要

 

日照時間の少なさをカバーする採光・省エネ対策

松江市の冬季は日照時間が短く、これが光熱費に影響を与える可能性があります。自然光の恩恵を受けにくい環境では、照明に頼る時間が増え、それに伴いエネルギー消費量も増加する傾向があります。

 

このような課題に対応するためには、効果的な窓の配置と大きさが重要です。日射を科学的に解析し、一年を通じて心地よい光を取り入れられる窓のサイズ、方角、高さ、形状を割り出すことで、晴れの日が少ない環境でも室内を明るく保つことが可能になります。

 

また、太陽光発電システムを導入することで、不足しがちなエネルギーを自家消費で補い、光熱費を削減できます。さらに、LED照明など高効率な設備を採用することは、消費電力量を抑え、省エネルギー化に貢献します。

 

子育て世帯の家づくりで優先すべき性能のポイント

子育て世帯の家づくりでは、家事効率、安全性、将来性、そして経済性という多角的な視点から住宅性能を考慮することが大切です。限られた予算の中で、これらのニーズにどのように優先順位をつけ、最適なバランスを見つけるかが鍵となります。子どもの成長と共に変化する住まいへの要求に応える設計思想を持つことが、長く快適に暮らす家につながります。

 

家事効率を高める動線設計と収納計画

子育て中は特に家事に費やす時間が増えるため、家事効率を高める動線設計は非常に重要です。洗濯、料理、掃除といった日々の家事動線を短くする間取りの工夫は、忙しい親御さんにとって大きな助けとなります。たとえば、キッチンと洗面所、洗濯スペースを近くに配置することで、効率的な水回りの動線が実現できます。

 

子どもの成長に合わせて変化する収納ニーズに対応できる計画も不可欠です。乳幼児期のおもちゃ、学童期の学用品、思春期の衣類など、成長段階に応じて必要な収納スペースをあらかじめ確保しておくことで、家の中を整理整頓しやすくなります。

 

松江のような雨や雪が多い地域では、天候に左右されずに洗濯物を干せるドライルームや室内物干しスペースの重要性は高まります。これにより、家事の負担が軽減され、一年中いつでも洗濯日和に変わります。

 

子どもの安全を確保する耐震・防犯設計

地震の多い日本において、子どもの安全を確保するためには、住宅の耐震性も重要です。耐震等級は建物の地震に対する強さを示す指標で、等級1が建築基準法に定められた最低限の耐震性能、等級3が最高等級となります。耐震等級3の家は、等級1の1.5倍の耐震性を備えており、震度6強から7の地震にも耐えられ、軽微な修繕で居住継続が可能と想定されています。災害時の救護活動の拠点となる消防署や警察署と同等のレベルであり、家族に大きな安心感をもたらします。

 

耐震等級の比較

耐震等級 構造躯体の倒壊等防止 構造躯体の損傷防止 特徴・備考
耐震等級1 震度6強~7の地震により倒壊・崩壊しない程度 震度5強の地震により損傷しない程度 ・建築基準法で定められている最低限の耐震性能

・即時倒壊や崩壊はしないが、大規模な修繕や住み替えが必要になる可能性が高い

耐震等級2 震度6強~7の1.25倍の力がかかる地震により倒壊・崩壊しない程度 震度5強の1.25倍の力がかかる地震により損傷しない程度 ・耐震等級1の1.25倍の耐震性

・長期優良住宅として認定される基準

・病院や学校など公共性の高い施設と同等のレベル

・地震後も一部の補修を行えば生活できる可能性が高い

耐震等級3 震度6強~7の1.5倍の力がかかる地震により倒壊・崩壊しない程度 震度5強の1.5倍の力がかかる地震により損傷しない程度 ・最も高いレベルの耐震性能

・耐震等級1の1.5倍の耐震性

・災害時の救護活動の拠点となる消防署・警察署などの建物基準

・地震後も一部の軽微な修繕のみで暮らせると想定

・カスケの家では全棟この基準を最低ラインとして採用

 

子どもが家庭内で事故に遭うのを防ぐための設計も重要です。たとえば、窓からの転落事故を防ぐための窓の開閉制限や、階段に手すりや滑り止めを設置するなどの安全対策が挙げられます。

 

防犯面では、防犯ガラスや二重ロックなどの設備を導入することで、外部からの侵入リスクを低減し、子どもたちを犯罪から守ることができます 。これらの対策は、防犯意識の向上だけでなく、日々の安心感にもつながります。

 

光熱費を抑える省エネ設備の選び方

高断熱・高気密の住宅は、冷暖房の効率を高め、年間の光熱費削減に貢献します。快適な室温を保ちつつ、エアコンなどの使用を最小限に抑えることができるため、家計にも優しい住まいとなります。

 

エコキュートや高効率給湯器など、エネルギー消費効率の良い設備を選ぶことも、光熱費を抑える上で効果的です。これらの設備は初期費用がかかる場合もありますが、長期的に見るとランニングコストを大幅に削減できるため、費用対効果を考慮して検討することをおすすめします。

 

住宅の省エネ性能を評価する指標として、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準やBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)評価があります。ZEHは、高断熱化と高効率設備により可能な限りの省エネルギーに努め、太陽光発電などによりエネルギーを創ることで、年間で消費する住宅のエネルギー量が概ねゼロ以下となる住宅と定義されています。BELSは、住宅の省エネ性能を星の数でわかりやすく表示する制度で、最高ランクの5つ星は高い省エネ性能を示します。これらの基準や評価を参考にすることで、客観的に省エネ性能の高い家を見極めることができるでしょう。

 

松江市でお家の性能を最大化する山陰スタンダードという選択

松江市で高性能な家づくりを考えるなら、「山陰スタンダード」という選択肢があります。トコスホームが提案する「山陰スタンダード」は、鳥取・島根エリアに暮らす人々のために生まれた新しい家づくりの基準です。この地域特有の気候、たとえば年間を通して雨や雪が多く、夏は暑く冬は寒いといった課題に対し、知恵と工夫とテクノロジーを凝縮した「山陰特別仕様」を標準価格で提供しています 。

 

山陰スタンダードは、東京大学との共同研究を通じて開発しており、松江の住環境に関するさまざまなデータを収集・解析しています。これにより、夏涼しく、冬暖かく過ごすための熱環境、明るい室内をつくる窓の配置、省エネ創エネ効率を最適化する屋根の形状など、地域特性に合わせた最適な住宅性能を実現しています。

 

地域密着型の住宅性能基準がもたらすメリットは大きく、一般的な基準ではカバーしきれない地域の細かな気候条件に合わせた最適な設計が可能になります。これにより、より快適で、かつ光熱費を抑えた暮らしが実現できるでしょう。たとえば、雨や雪のストレスを減らす玄関や深い軒、バルコニーレスの設計による室内空間の有効活用、そして一年中洗濯物が干せるドライルームなど、山陰の暮らしに特化した機能が盛り込まれています。

 

松江市で高性能な家を建てるならトコスホームへ

子育て世帯にとって理想の家とは、ご家族の健康と安全を守り、子どもの成長に寄り添い、そして長期的に快適に経済的に暮らせる家です。この記事でご紹介したように、家の性能は、これらの要素をすべて満たすために欠かせないものです。

 

松江市で高性能な家づくりをご検討でしたら、地域の気候特性を熟知し、高い住宅性能を追求するトコスホームにご相談ください。トコスホームは、耐震等級3、UA値0.4、C値1.0以下といった高い基本性能を標準としており、最長60年間の長期保証システムも提供しています。ご家族の夢の実現に向けて、ぜひ一度トコスホームへお問い合わせください。

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