2023年度着工棟数鳥取県NO.1!2022年度着工棟数山陰NO.1!
MENU
ブログ
コラム

30坪の間取り【2階建て】実例でわかるおしゃれで快適な家づくり

目次

30坪・2階建てをおしゃれで快適にする!間取りづくりのポイント

30坪の広さはどれくらい?3〜4人家族に最適なサイズ

開放感を演出する縦の空間活用術

家事動線を効率化する収納・水回り計画

ライフスタイルの変化に対応する柔軟な部屋づくり

 【実例紹介】トコスホームが手がける30坪台の2階建て住宅

【事例1】約30坪|吹き抜けとスタディコーナーで家族がつながる家

【事例2】約32坪|回遊動線と家族玄関で暮らしやすい家

山陰で理想の30坪・2階建てを建てるならトコスホームへ

 

30坪の2階建ての間取りについて詳しく知りたい方に向け、この記事では、限られた広さを最大限に活かし、おしゃれで快適な住まいを実現するための具体的なアイデアと実例を紹介します。

「30坪だと狭いのでは?」という不安を抱えている方も多いかもしれません。しかし、間取りの工夫次第で、家族みんなが快適に暮らせる理想の住まいは十分に実現可能です。開放感の演出方法から効率的な動線計画、将来の変化に対応できる柔軟な部屋づくりまで、わかりやすく解説していきます。

 

30坪・2階建てをおしゃれで快適にする!間取りづくりのポイント

30坪の2階建ては、3〜4人家族にとって「ちょうどいい」広さです。決して広大な空間ではありませんが、間取りの工夫により、実際の面積以上に広く感じられる、おしゃれで快適な住まいを実現できます。

 

成功の鍵は「空間を最大限に活用すること」にあります。本記事では、開放感の演出、効率的な動線、柔軟な部屋づくりという3つの重要なポイントに焦点を当てて解説していきます。

 

これから紹介する具体的なアイデアや実例を参考にすることで、理想の30坪2階建て住宅をイメージしやすくなるでしょう。

 

30坪の広さはどれくらい?3~4人家族に最適なサイズ

30坪は約99㎡、畳に換算すると約60畳の広さになります。この数字だけではピンとこないかもしれませんが、住宅金融支援機構の調査によると、注文住宅の平均面積は約122.8㎡(約37.1坪)となっており、30坪は一般的な住宅サイズといえるでしょう。

 

国土交通省が定める「誘導居住面積水準」を参考にすると、豊かな住生活を実現するために必要な面積は、一般型の場合「25㎡ × 世帯人数 + 25㎡」という計算式で求められます。この基準に照らし合わせると、30坪(約99.17㎡)は3人世帯で100㎡、4人世帯で125㎡が目安となるため、3〜4人家族にとって快適な暮らしを実現できる広さの範囲内といえます。

 

30坪は決して狭い空間ではありません。無駄のない間取りづくりを心がければ、家族それぞれのプライバシーを確保しながら、団らんの時間も楽しめる豊かなライフスタイルが十分に実現可能なのです。

 

参考:国土交通省|参考資料 誘導居住面積水準(住生活基本計画(平成23年3月15日閣議決定)より抜粋)

 

開放感を演出する縦の空間活用術

30坪という限られた面積でも、縦方向への空間活用により、驚くほど開放的な住まいを実現できます。平面的な広さには限界がありますが、高さ方向を上手に使うことで、視覚的にも体感的にも広々とした空間を創出できるのです。

 

吹き抜けは、最も効果的な縦空間活用法のひとつです。

  • リビングや階段上に設けることで、天井が高くなり圧倒的な開放感が生まれます
  • 高窓から自然光を取り入れやすくなり、家全体が明るくなります
  • 1階と2階がつながることで、家族の気配を感じやすくなります

 

リビング階段も、30坪の家づくりには欠かせない要素となっています。

  • 従来必要だった廊下スペースを削減でき、その分LDKを広く使えます
  • スケルトン階段にすれば視線が抜けて圧迫感を軽減できます
  • 階段自体がインテリアのおしゃれなアクセントとして機能します

 

スキップフロアは、より立体的な空間構成を可能にします。

  • 段差で空間をゆるやかに仕切り、壁を使わずにゾーニングできます
  • 視線の高低差により、実際よりも奥行きを感じさせます
  • 段差下の空間を収納として有効活用できます

 

これらの工夫を適切に組み合わせることで、30坪でも視線が縦横に抜ける伸びやかな空間を創出でき、家族みんなが心地よく過ごせる住まいが完成します。

 

家族動線を効率化する収納・水回り計画

毎日の家事は、住まいの快適性を大きく左右する要素です。特に30坪という限られた空間では、動線を意識した間取りが日々の暮らしやすさに直結します。

 

ランドリールームの導入は、洗濯にかかる手間を大幅に削減する切り札となります。洗濯機、室内物干し、収納棚を1つの空間に集約することで、「洗う・干す・しまう」という一連の作業がその場で完結します。天候に左右されることなく洗濯ができ、リビングに洗濯物が散らかることもありません。忙しい子育て世帯にとって、時短と快適さを両立する必須アイテムといえるでしょう。

 

ファミリークローゼットの配置場所も重要なポイントです。玄関の近くに設ければ、帰宅後すぐに上着やカバンをしまえて、リビングが散らかりません。ランドリールームに隣接させれば、洗濯物をたたんですぐに収納でき、各部屋に運ぶ手間が省けます。家族全員の衣類を一箇所で管理できるため、衣替えの作業も楽になるというメリットもあります。

 

さらに、キッチン・洗面所・浴室などの水回りを集中配置し、家の中をぐるりと回れる「回遊動線」を取り入れると、移動の無駄がなくなります。料理をしながら洗濯機を回し、お風呂の準備をするといった並行作業もスムーズに行え、家事効率が格段にアップするのです。

 

関連記事:家事動線がいい間取りとは?注文住宅を建てる際のポイントを解説

関連記事:回遊動線で家事ラクな間取り!失敗しないためのポイントも解説

ライフスタイルの変化に対応する柔軟な部屋づくり

家族の暮らしは常に変化していきます。子どもの成長、独立、そして老後の生活まで、長い目で見た時に対応できる間取りこそが、本当に価値のある住まいといえるでしょう。

 

子ども部屋の設計では、可変性を持たせることが重要です。子どもが小さいうちは広い一部屋として兄弟で使い、思春期になったら可動式の間仕切り壁や家具で2部屋に分けられるような設計にしておけば、成長に合わせて柔軟に対応できます。将来子どもが独立した後は、再び広い部屋に戻して趣味室やゲストルームとして活用することも可能です。

 

リビング横に設ける畳コーナーも、多目的に使える優れたアイデアです。小さな子どもの遊び場として重宝し、お昼寝スペースとしても最適です。来客時には客間として使え、在宅ワークが必要な時はワークスペースにもなります。限られた30坪の空間を、その時々のニーズに合わせて有効活用できる、まさに「一石何鳥」もの価値がある空間といえるでしょう。

 

このように、将来の変化を見据えた柔軟な間取りづくりが、30坪という空間を最大限に活かす秘訣なのです。

【実例紹介】トコスホームが手がける30坪台の2階建て住宅

ここまで紹介してきた間取りづくりのポイントが、実際の住宅でどのように活かされているのか、トコスホームの施工事例を通して具体的に見ていきましょう。

 

30坪台という現実的な広さの中で、施主のこだわりやライフスタイルを反映した、おしゃれで機能的な住まいが実現されています。これらの実例は、これから家づくりをする方にとって、自身の理想の間取りをイメージするための貴重な参考資料となるはずです。

 

それでは、実際の施工事例を詳しく見ていきましょう。

【事例1】約30坪|吹き抜けとスタディコーナーで家族がつながる家

島根県松江市に建築された、延床面積30.35坪(100.39㎡)の住宅は、家じゅうに「学びたくなる場所」を散りばめた、教育熱心なご家族のための住まいです。

 

最大の特徴は、吹き抜けと南側の大開口窓による開放的な空間構成にあります。日当たりの良い南側に配置された窓から差し込む光は、1階のLDKだけでなく、吹き抜けを通じて2階ホールまで明るく照らします。30坪という限られた面積でも、縦の広がりを活かすことで、実際以上の開放感を実現しているのです。

 

注目すべきは、家族の気配を感じながらそれぞれが集中できる「学びの場」の配置です。リビングの一角に設けられた書斎は、適度な「こもり感」がありながらも家族とつながっていられる絶妙な位置にあります。ダイニングテーブルは広めに設計され、食事だけでなく宿題スペースとしても活用できます。料理をする親御さんが、勉強する子どもの様子を自然に見守れる動線も魅力的です。

 

2階ホールのデスクカウンターでは、きょうだいが並んで座れるよう工夫されています。吹き抜けを介して1階の気配を感じられるため、孤立感なく勉強に集中できる環境が整っているのです。

 

詳細はこちら:【島根県松江市】家じゅうに“学びたくなる場所”がある家

【事例2】約32坪|回遊動線と家族玄関で暮らしやすい家

同じく島根県松江市に建つ、延床面積32.55坪(107.64㎡)のこちらの住宅は、日本と北欧のデザインが融合した「ジャパンディスタイル」が特徴的です。

 

間取りの最大のポイントは、効率的な動線設計にあります。セミクローズキッチンは料理に集中しやすい環境を保ちながら、回遊動線を採用することで家事効率を飛躍的に高めています。キッチンを中心に、ダイニング、リビング、水回りがスムーズにつながり、複数の家事を並行して進められる設計となっています。

 

特筆すべきは、玄関横に設けられた大容量収納付きの家族用玄関です。家族全員分の靴や傘、アウトドア用品などをすっきりと収納でき、そこから直接キッチンやパントリーへアクセスできる動線が秀逸です。買い物から帰宅した際、重い荷物を最短距離で片付けられるため、日々のストレスが大幅に軽減されます。

 

2階ホールを活用した畳スペースも見逃せません。壁際の長机で正座での学習や書道ができ、本棚を置いて親子の読書スペースとしても活用できます。限られた32坪の空間を、無駄なく機能的に使い切った好例といえるでしょう。

 

詳細はこちら:【島根県松江市】日本と北欧、それぞれの色が織りなすジャパンディスタイルの家

山陰で理想の30坪・2階建てを建てるならトコスホームへ

30坪という空間は、決して狭いわけではありません。本記事で紹介したように、吹き抜けやリビング階段による開放感の演出、ランドリールームや回遊動線による家事効率の向上、可変性のある間取りによる将来への対応など、さまざまな工夫を凝らすことで、家族みんなが快適に暮らせる理想の住まいを実現できます。

 

ただし、こうした快適でおしゃれな2階建て住宅を実現するには、高い設計力と地域特性への深い理解が不可欠です。特に山陰地方は、雨や雪が多く、湿度も高いという独特の気候条件があるため、それらを考慮した家づくりが求められます。

 

トコスホームは、山陰の気候風土を熟知した「山陰スタンダード」を基準に、高性能でコストパフォーマンスに優れた家づくりを提案しています。東京大学・前研究室との共同研究により、科学的なデータに基づいた最適な間取りや窓の配置を実現。さらに、土地探しから資金計画、設計、そして60年間の長期保証まで、ワンストップで対応いたします。

 

関連記事:家づくりは何から始める?注文住宅を建てる流れや期間をわかりやすく解説

トコスホームの家づくりをもっと知る!

山陰エリアで随時開催中

トコスホームの
イベント

トコスホームの7つのポイント
PAGE TOP