ブログ
おしゃれな3LDK平屋の間取り実例と費用・坪数の目安を解説
目次
3LDK平屋は、3〜4人家族にちょうどよい広さと暮らしやすさを兼ね備えた間取りとして人気を集めています。とはいえ「おしゃれに見せられるのか」「広さや費用はどれくらい必要か」と迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、間取りのアイデアから坪数・費用の目安、快適に暮らすための設計の工夫までを解説します。これから家づくりを始める子育て世帯が、理想の平屋像を具体的に描けるようになります。
おしゃれな3LDK平屋とは?特徴と人気の理由

3LDK平屋とは、3つの個室とLDKをすべて1階に配置した住まいを指します。階段や段差のない暮らしやすさが評価され、近年は新築住宅のなかでも選ばれる機会が増えてきました。
人気が高まっている背景には、平屋そのものの建築数の伸びがあります。建築着工統計調査によると、新築住宅に占める平屋の割合は2015年の約8%から2025年には約23%へと、10年で倍以上に増えました。子育て世帯からシニア世帯まで、幅広い層が平屋の住み心地に注目しています。
ワンフロアで生活が完結する点も、平屋ならではの魅力です。2階建てのように上下の移動がないため生活動線が短くなり、家事や移動の負担を抑えられます。将来的に車椅子を使う場面を想定しても対応しやすく、家族の気配を感じながら過ごせるためコミュニケーションも生まれやすくなります。
そのうえで3LDKという間取りは、広すぎず狭すぎないバランスのよさから3〜4人家族に選ばれています。夫婦の寝室と子ども部屋を確保しつつ、共有スペースであるLDKもゆとりを持って取りやすいため、家族構成の変化にも柔軟に対応できる住まいといえるでしょう。
3LDK 平屋の間取りを決める前に知っておくべき基礎知識

理想の3LDK平屋をかたちにするには、デザインを考える前に押さえておきたい基礎知識があります。間取りに必要な広さ、建物を支える土地の面積、そして費用の目安という3つの要素です。これらを最初に把握しておけば、無理のない資金計画や土地選びにつながります。延床面積と坪数の目安から確認し、続いて土地の広さと費用について見ていきましょう。
必要な延床面積と坪数の目安
3〜4人家族が3LDK平屋でゆとりを持って暮らすには、延床面積でおよそ30〜37坪が一つの目安になります。延床面積とは、建物の各階の床面積を合計した広さのことです。
この目安は、国土交通省が定める「住生活基本計画」の誘導居住面積水準にもとづいています。誘導居住面積水準とは、豊かな住生活を送るうえで必要とされる住宅面積の目安を、世帯人数ごとに示したものです。郊外や地方の戸建てを想定した一般型では、世帯人数に応じて次のように定められています。
| 世帯人数 | 一般型誘導居住面積水準(目安) |
| 3人家族 | 100㎡(約30坪) |
| 4人家族 | 125㎡(約37坪) |
実際の家づくりでは、予算や暮らし方に合わせて坪数を選ぶことになります。コンパクトにまとめる25坪台、ゆとりのある30坪台、余裕を持たせた35坪以上という3つのパターンで、広さの感覚と設計の自由度が変わってきます。
| 坪数 | LDKの目安 | 主な特徴 |
| 25坪台(約83㎡) | 13〜15畳 | 廊下を減らして居室を確保・ミニマル志向向き |
| 30坪台(約100㎡) | 16〜18畳 | ファミリークローゼット・パントリーを設けやすい |
| 35坪以上(約115㎡〜) | 18〜20畳以上 | 書斎・ワークスペース・中庭も設計しやすい |
家族の人数だけでなく、どんな暮らしを送りたいかによって最適な坪数は変わります。求める広さの優先順位を決めておくと、間取りの検討がスムーズに進むでしょう。
必要な土地の広さと費用の目安
3LDK平屋を建てるときは、同じ延床面積の2階建てよりも広い土地を用意する必要があります。すべての部屋を1階に配置する平屋は、建物が地面に接する建築面積が大きくなるためです。
必要な敷地の広さは、建ぺい率によって決まります。建ぺい率とは、敷地面積に対して建てられる建築面積の割合のことです。たとえば建ぺい率50%のエリアで30坪の平屋を建てる場合、建物面積の倍にあたる60坪以上の敷地が一つの目安になります。さらに駐車スペースや庭を確保したいなら、その分の広さも見込んでおきたいところです。
費用については、住宅金融支援機構の2024年度フラット35利用者調査が参考になります。同調査では、土地付き注文住宅の全国平均建築費が3,512万円、坪単価は約104万円と報告されています。費用を抑えたい場合は、キッチンや浴室など水回りを1か所にまとめる、外観の凹凸を減らしてシンプルにする、標準仕様をうまく活用するといった工夫が効果的です。
一方で、平屋は2階建てと比べて建築コストがやや高くなる傾向があります。同じ床面積でも基礎と屋根の面積が広くなり、その分の材料費や施工費がかさむためです。土地と建物の両面から資金計画を立てておけば、想定外の出費を避けやすくなります。
参考:住宅金融支援機構|2024年度 フラット35利用者調査
関連記事:人気の3LDK平屋の間取り事例!おすすめのアイデアも解説
おしゃれな3LDK 平屋を実現する間取りアイデア

平屋の3LDKをおしゃれに見せるには、開放感、採光、外とのつながり、そして生活感を隠す工夫という4つの視点が鍵になります。デザイン性の高い住まいは特別な装飾だけで生まれるわけではなく、光や視線の抜け、空間のつながりを意識した設計から導かれます。
大切なのは、見た目の美しさと日々の暮らしやすさを切り離さずに考えることです。両者は対立するものではなく、設計の工夫しだいで無理なく両立できます。具体的な3つのアイデアを順に紹介します。
勾配天井・高窓・大開口で開放感を生み出す
ワンフロアの平屋でも、天井や窓の工夫しだいで圧迫感のない開放的な空間をつくれます。視線が上や外へ抜ける設計を取り入れることがポイントです。
なかでも効果が高いのが勾配天井です。勾配天井とは、屋根の傾斜に合わせて高さを持たせた天井のことを指します。視線が縦方向に抜けるため、床面積が同じでも実際よりも広々と感じられます。
光の取り込み方も開放感を左右します。ハイサイドライトと呼ばれる高い位置の窓や天窓を設ければ、外からの視線を気にせず、自然光を部屋の奥まで届けられます。さらに南側に大きな掃き出し窓を配置すると、室内と庭がゆるやかにつながり、明るさと広がりがいっそう増します。
天井で縦の抜けをつくり、窓で横や上への抜けを生み出すと、平屋ならではのおおらかで開放的なLDKが実現します。
ウッドデッキ・中庭・土間で室内外のつながりを演出する
室内と屋外をなめらかにつなぐ設計は、平屋の魅力を引き立てます。床面積以上の広がりを感じさせ、暮らしに開放感をもたらします。その代表がウッドデッキです。リビングの床と同じ高さ、似た素材でウッドデッキを設けると、室内と屋外の境界があいまいになり、リビングがそのまま外へ続くような感覚が生まれます。
視線が気になる立地なら、中庭という選択肢もあります。建物をロの字型やコの字型に配置して中庭を囲めば、外からの視線を遮りながら、採光と通風をしっかり確保できます。プライバシーと明るさを両立したい家庭に向いた工夫です。
土間スペースをLDKの一角に設けるのも効果的です。土間は屋外用品をしまう収納として使えるほか、趣味を楽しむ場や、室内と屋外をつなぐ緩衝帯としても役立ちます。素材感のあるしつらえはインテリアのアクセントにもなり、空間に表情を加えてくれます。
生活感を隠しておしゃれに見せる収納・動線
おしゃれな空間に見せるうえで欠かせないのが、生活感を表に出さない工夫です。日用品や家事の気配をうまく隠せると、住まい全体がすっきりと洗練された印象になります。
たとえば玄関では、シューズクローゼットを壁や扉で仕切ると、靴やコートが来客の目に触れません。洗面所と脱衣所を分ける間取りも、来客時の使い勝手とプライバシーを高めてくれます。生活の細部を見せない配慮が、洗練された雰囲気につながります。
見せる部分にはデザイン性を効かせると効果的です。床を一段高くした小上がりの畳コーナーや、空間の中央に据えたアイランドキッチンは、それ自体がインテリアの主役になります。
家事の流れも見た目に影響します。キッチンから洗面室、ランドリー、収納へと一筆書きのようにつなぐ回遊動線にすると、移動の無駄が減るだけでなく、物が出しっぱなしになりにくく、すっきりとした状態を保ちやすくなります。隠す収納と見せるデザイン、そして無駄のない動線を組み合わせることで、機能性と美しさを兼ね備えた住まいに近づきます。
3LDK 平屋で快適に暮らすための間取り設計のポイント

住まいの満足度は、見た目の良さだけで決まるものではありません。毎日を心地よく過ごすには、暮らしやすさを支える設計の工夫が欠かせません。収納の配置、音や視線への配慮、そして将来の変化への備えという3つの観点から、快適さを高めるポイントを紹介します。
動線上に収納を集約する
収納は、各部屋に少しずつ設けるよりも、生活動線のハブとなる場所に集約するほうが使いやすくなります。物の出し入れがしやすく、片づけの手間も減るためです。
具体的には、ファミリークローゼットやパントリー、土間収納を動線上にまとめる方法があります。とりわけ洗面室やランドリールームの隣にファミリークローゼットを設けると、洗う、干す、しまうという一連の家事が最短の動線で完結します。衣類を持って家じゅうを移動する必要がなくなり、家事の負担が大きく軽くなります。
平屋は2階がないぶん、縦方向の空間も収納に生かせます。ロフトや小屋裏収納を取り入れれば、使用頻度の低い季節物などを、居住スペースを圧迫せずにしまえます。動線上の集約と縦空間の活用を組み合わせると、限られた床面積でも十分な収納力を確保できます。
遮音とプライバシーを確保する
快適な平屋を実現するうえで見落とせないのが、音と視線への配慮です。すべての部屋がワンフロアに並ぶ平屋は、リビングの音や人の視線が個室まで届きやすいという弱点を抱えています。
この弱点をやわらげるには、緩衝帯を設けるのが有効です。寝室や子ども部屋とLDKのあいだに、収納スペースや廊下、書斎などを挟むと、生活音や視線が直接伝わりにくくなります。間取りを考える段階で部屋の並びを工夫しておくことが、後悔を防ぐ近道になります。
外部からの視線にも備えておきたいところです。玄関や窓の周りに、細い隙間をもたせたスリット壁や、外壁から短く張り出す袖壁、格子などを取り入れると、採光や通風を確保しながら、通りからの視線をやわらげられます。家のなかと外、どちらのプライバシーにも目を配ることで、安心して過ごせる住まいになります。
ライフステージの変化に対応できる工夫をする
長く快適に住み続けるには、家族の変化を見越した設計が大切です。子どもの成長や夫婦の高齢化に合わせて、住まいの使い方も少しずつ変わっていくためです。
子ども部屋は、将来2部屋に分けられる設計にしておくと安心です。あらかじめドアを2つ設けたり、可変式の間仕切りを採用したりすれば、子どもが小さいうちは広い1部屋として、成長後は個室として使い分けられます。廊下やクローゼットを共用にしておく方法も、空間を無駄なく生かす工夫です。
老後の暮らしやすさも、初期の設計に組み込んでおきたい要素です。引き戸の採用、段差をなくしたフラットな床、ゆとりある廊下幅などを最初から取り入れておけば、将来のバリアフリー改修の手間を減らせます。
寒さや暗さへの対策も忘れてはいけません。日当たりの弱い北側に寝室を配置する場合は、断熱を強化したり、ハイサイドライトで光を採り込んだり、床暖房を備えたりといった備えを検討しておくと、一年を通して快適に過ごせます。
関連記事:ランドリールームで家事動線を効率化!注文住宅の間取りで後悔しないポイント
トコスホームのおしゃれな3LDK平屋の施工事例
これまで紹介してきた間取りの工夫は、実際の住まいでどのようにかたちになるのでしょうか。トコスホームが鳥取県・島根県で手がけた平屋から3件を取り上げ、家事動線と収納、LDKの開放感、将来を見据えたゆとりという3つのテーマで、デザインと間取りの工夫を紹介します。いずれも夫婦と子どもが心地よく暮らせる、おしゃれで機能的な平屋です。
家事動線と収納を両立したおしゃれな平屋の実例
鳥取県鳥取市のこの平屋は、行き止まりのない回遊動線と効率的な帰宅動線を組み合わせ、家事と収納のしやすさを追求した住まいです。延べ床面積は29.55坪(97.71㎡)で、夫婦と子ども1〜2人がちょうどよく暮らせる広さにまとめています。
毎日の家事がラクになる理由は、収納と動線を一体で計画した点にあります。玄関から土間収納、パントリー、キッチンまでを一直線に結んだ帰宅動線では、買い物帰りの重い荷物を最短距離でしまえます。靴を脱ぐ、食材を収納する、調理に取りかかるという複数の動作が、立ち止まらずに進みます。

さらに、キッチンとドライルームのあいだにウォークスルー型のファミリークローゼットを設けました。このファミリークローゼットを中心に回遊できるため、調理と洗濯、収納の流れが一つの動線上でまとまります。室内干しのスペースとつながった配置によって、洗濯物を運ぶ手間も減らせます。

内装は、白を基調にした壁とやわらかな木目の床で、清潔感のある明るい空間に仕上げています。マグネットで着脱できる猫壁やキャットウォーク、屋根をかけた半屋外のインナーテラスといった遊び心も備わり、家族も猫も天候を気にせず思い思いに過ごせます。家事のしやすさと暮らしの楽しさを両立した、満足度の高い一邸といえるでしょう。
関連記事:子育てしやすい家の間取りは?おすすめの住宅アイデア例を紹介
開放感あふれるLDKと屋外スペースが魅力の平屋の実例
島根県出雲市のこの平屋は、光と外とのつながりを存分に楽しめる、開放感あふれるLDKが主役の住まいです。延べ床面積は27.05坪(89.43㎡)と、ほどよい広さのなかに伸びやかな空間をつくり出しています。家族構成は夫婦と子ども1〜2人です。
魅力の中心は、大きな開口部とその先に広がるタイルデッキです。リビングの大開口窓を開け放てば、室内と屋外の境界がやわらぎ、半屋外のような心地よさが生まれます。やわらかな光が部屋の奥まで届き、実際の坪数以上の広がりを感じられます。

暮らしやすさの面でも工夫が行き届いています。ドライルームとファミリークローゼット、キッチンをつないだ行き止まりのない回遊動線で、家事の移動がスムーズに運びます。玄関の土間収納からキッチンへ直接入れるため、買い物帰りの荷物もすぐにしまえます。

家事動線を重視した鳥取市の事例と比べると、この出雲市の住まいは外とつながる開放感と、暮らしの変化に応える可変性を大切にしている点が際立ちます。約11.5帖の洋室は、子どもが小さいうちはのびのびと遊べる一室として使い、個室が必要になれば壁や家具で2部屋に分けられます。光あふれる空間と将来への柔軟さを兼ね備えた、のびのびと暮らせる平屋です。
将来を見据えたゆとりある間取りの平屋の実例
鳥取県倉吉市のこの平屋は、家事も暮らしもワンフロアで完結する、将来を見据えたゆとりある住まいです。延べ床面積は29.55坪(97.71㎡)で、夫婦と子ども2人の4人家族がゆったりと暮らせます。
上下の移動がないワンフロアの設計は、年齢を重ねてからの暮らしやすさにつながります。リビングから庭へと視線が自然に抜ける開放感や、どこにいても家族の気配を感じられる安心感も、平屋ならではの魅力です。勾配天井を生かした明るいLDKが、空間に伸びやかさを添えています。

家事を支えているのは、無駄のない一直線の動線です。キッチンから洗面室、物干しスペースまでをほぼ一直線に配置し、短い動きで家事を終えられます。玄関から洗面室、ファミリークローゼット、リビングへとつながる動線も整えており、帰宅後すぐに手を洗って身支度を片づけられるため、清潔な習慣も無理なく続けられます。

収納計画も充実しています。キッチン背面の大容量パントリーをはじめ、ウォークインクローゼットや土間収納、畳コーナーの収納まで、暮らしの要所にたっぷりの収納を配置しました。物のしまい場所が決まることで、自然と片づく住まいになります。3つの事例に共通するのは、デザインの美しさ、暮らしやすい機能性、そして耐震等級3や高断熱・高気密という住宅性能をあわせ持つ、トコスホームの平屋づくりの確かさです。
おしゃれな3LDK平屋の注文住宅ならトコスホームへ
おしゃれで快適な3LDK平屋を建てるなら、地域の気候を知り尽くした住宅会社に相談するのが近道です。トコスホームは、山陰エリアの気候や風土に合わせた家づくりに取り組んでいます。
その土台となるのが「山陰スタンダード」です。高い断熱性と気密性、そして耐震等級3を備えた仕様で、おしゃれさと一年中の快適さ、安心して暮らせる強さを兼ね備えた平屋を提供しています。耐震等級3とは、国の定める耐震性能のなかで最も高いランクを指します。
注文住宅ならではの強みは、動線や収納、デザインを設計の段階から一体で計画できる点にあります。土地探しから設計、施工、引き渡し後のアフターサポートまでをワンストップで任せられるため、初めての家づくりでも安心して進められます。
理想の平屋づくりは、実際の空間に触れることから始まります。モデルハウスの見学や施工事例ページもぜひ参考にしながら、自分たちらしい3LDK平屋の第一歩を踏み出してみてください。
来場予約や資料請求など
ご相談はお気軽に!
家づくりの進め方やご質問に、
住宅アドバイザーがわかりやすくお答えします。
土地探し・資金計画・ローンシミュレーションの
ご相談も無料。
カタログ請求やLINE登録で、
家づくりに役立つ情報もお届けします。
まずはお気軽にお問い合わせください
お近くのモデルハウスに
お越しください。
トコスホームのモデルハウスは「よく見せる」宣伝の場ではなく
お客さまが「よくわかる」体感の場を目指しています。
服を試着するような感覚で、あなたの暮らしの「ぴったり」を探しにきてください。








