ブログ
シューズクロークに扉は必要?メリットや後悔しないためのポイントを解説

新築やリフォームを検討する際、玄関まわりの収納として注目されているシューズクロークは、扉の有無で使い勝手や印象が大きく変わります。靴だけでなく、コートや傘、アウトドア用品まで収納できる便利なスペースですが、「扉は本当に必要なのか」と悩む方も少なくないでしょう。
この記事では、シューズクロークの扉の必要性について、メリット・デメリットを比較しながら解説します。また、扉のタイプ別の特徴や、後悔しないシューズクロークづくりのポイントについても詳しく説明します。理想の玄関収納を実現するための一助として、ぜひご活用ください。
目次
シューズクロークに扉は必要?

シューズクロークの扉は、付ければ正解、付けなければ失敗というものではありません。扉の有無によって、収納内部の見え方や出入りのしやすさ、開閉に必要なスペース、においや湿気のこもり方が変わるためです。判断する際は、収納する物の種類と量、出入りの頻度、来客からの視線、玄関の広さの4点を確認しましょう。
シューズクロークは、土足のまま物を出し入れできる収納です。庭仕事で使う長靴や濡れた雨がっぱなどを室内へ持ち込まずに片付けたい場合、頻繁に出し入れするなら扉なしの方が使いやすいでしょう。一方、来客の目に触れさせたくない物が多いなら、扉ありが適しています。このように、収納する物と使い方によって向いている形は変わります。
扉ありと扉なしのメリット・デメリット
シューズクロークの扉について考える際、扉がある「クローズタイプ」と、扉がない「オープンタイプ」それぞれの利点と欠点を理解することが大切です。以下の表にそれぞれの主なメリット・デメリットをまとめました。
| 種類 | メリット | デメリット |
| 扉あり(クローズタイプ) | ・収納内部が見えず、玄関がすっきり片付いた印象になる ・急な来客時でも生活感を隠せる・靴のにおいや湿気、ホコリが玄関に広がりにくい・収納物を汚れや日焼けから守りやすい |
・物の出し入れの際に扉を開閉する手間がかかる ・扉の設置にコストがかかる・湿気やにおいがこもりやすい(換気対策が必要)・扉の開閉スペースが必要になる場合がある・狭い玄関だと圧迫感を感じることがある |
| 扉なし(オープンタイプ) | ・扉の開閉がなく、物の出し入れがスムーズ ・扉がない分、コストを抑えられる・圧迫感が少なく、開放的な空間になる・湿気やにおいがこもりにくい・「見せる収納」として、おしゃれに演出しやすい |
・収納物が常に目に入るため、整理整頓されていないと雑然とした印象になる ・来客時に収納内部が丸見えになる・靴のにおいやホコリが玄関に広がりやすい可能性がある |
扉ありは収納内部を隠せる反面、開閉の手間や扉を動かすスペース、設置費用が必要です。扉なしは出入りしやすく費用も抑えやすい一方、来客からの見え方には配慮が必要です。また、扉を閉めればクローク内に湿気やにおいがこもりやすく、扉がなければ靴のにおいが玄関へ広がりやすいため、どちらを選ぶ場合も換気を計画しておきましょう。
扉の有無を決める判断ポイント
扉の有無を決める際は、まず収納する物の量と種類、出入りの頻度を確認しましょう。通勤や通学で毎日何度も使うなら扉なし、季節用品を中心に収納するなら扉ありでも開閉の手間は生じにくくなります。収納量が多く内部が見えやすい場合は、扉で隠す必要性も高まります。
次に、来客の位置から収納内部がどう見えるか、整理整頓を続けられるかを確認します。普段は開けておき、来客時だけ隠したい場合は、ロールスクリーンやカーテンも選択肢です。ただし、日常的な開け閉めが負担にならないかも考えておきましょう。
関連記事:シューズインクロークとは?収納アイデアと間取りのポイントを解説
シューズクロークの扉の種類と特徴

シューズクロークの扉は、開き方によって必要なスペースが変わります。扉の前後に余裕があれば開き戸、前後のスペースが小さく左右の壁に余裕があれば引き戸が向くとされています。また、玄関の通路幅やクローク内の棚の位置を先に決めると、適したタイプを絞り込みやすくなります。代表的な建具は引き戸、開き戸、折れ戸の3種類で、ロールスクリーンやカーテンは目隠しとして使う別の選択肢です。
引き戸タイプ
引き戸は、扉を横にスライドさせて開閉するタイプです。
扉が手前に出ないため、開けたままでも玄関の通路を妨げにくいのが利点です。一方、扉を引き込むための壁面が必要で、その部分には棚などを設けにくくなります。
代表的な種類には、1枚の扉を横に動かす片引き戸や、2枚の扉を行き違わせる引き違い戸があります。ほかにも床にレールがあるタイプのほか、床面にレールのない上吊りタイプを用意しているメーカーもあります。選べる方式は商品ごとに異なるため、採用したいシリーズの仕様を確認してください。
開き戸タイプ
開き戸は、一般的な室内ドアと同じように扉を手前や奥へ開くタイプです。ほかの室内ドアと同じシリーズでそろえやすく、デザインを統一しやすい利点があります。一方、扉が弧を描いて動くため、その軌道の分だけ前後にスペースが必要です。
玄関側へ開くなら靴を脱ぐ場所や通路と、クローク側へ開くなら棚や置いた荷物とぶつからないかを確かめなければなりません。図面の段階で出入口の幅と開き勝手(扉を支える吊り元を左右どちらに付けるか)、開く方向を書き込み、人が通るときに扉が邪魔にならないかを確認しておきましょう。
折れ戸タイプ
折れ戸は、扉が中央または複数箇所で折れ曲がりながら開くタイプで、クローゼットの扉などに使われます。
折れ戸は全開時に開口部を広く使いやすく、収納内部を見渡しやすいのが利点です。片開き戸より手前への張り出しを抑えやすい点も特徴です。
ただし、折りたたんだ扉は開口部の端に残るため、その分だけ出入りできる幅は狭くなります。スーツケースや脚立のような大きな物を出し入れする予定があるなら、全開時の有効開口(実際に通り抜けられる幅)と扉が動く軌道を事前に確かめておきましょう。
ロールスクリーン・カーテンタイプ
ロールスクリーンやカーテンは建具ではなく、必要なときだけ収納内部を隠す目隠しとして使います。扉を納めるためのスペースを確保しなくてよい一方、周囲にすき間ができやすく、においを遮る用途には向きません。
閉めると玄関が狭く見えて一度も閉めなかった例や、通るたびの操作が負担になったり、カーテンに比べて開閉に多少時間がかかることもあります。来客時にどこまで隠したいか、普段どのくらい開け閉めするかを考えて選びましょう。
シューズクロークの扉で後悔しないためのポイント

シューズクロークの扉は、デザインだけでなく、間取りや換気、開閉スペース、目隠しの必要性、後付けの可否まで設計段階で確認しましょう。入居後に扉の種類や位置を変えると、追加の工事や費用が発生します。ロールスクリーンを選ぶ場合も、閉めたときの見え方と日常の操作を動線に沿って確認することが重要です。ここからは、5つのポイントを紹介します。
ウォークイン・ウォークスルーで扉の位置を考える
シューズクロークには、主に「ウォークインタイプ」と「ウォークスルータイプ」があり、出入口の数と動線が異なります。
ウォークインは出入口が1カ所のため、扉を付ける場所も1カ所で、三方の壁を棚に使えます。ウォークスルーは玄関側と室内側の2カ所に出入口があり、扉の位置によって動線や来客から見える範囲、棚を置ける壁面が変わります。両方に扉を付ければ、通り抜けるたびに開閉する手間も増えます。
ウォークスルーは通り抜けやすい一方、通路として使う面積が必要になり、その分だけ収納に使えるスペースは減ります。動線の使いやすさと収納量のバランスを見ながら、扉の位置を決めましょう。
関連記事:玄関からパントリーへつながる間取りの実例と後悔しないコツ
扉の有無に合わせて換気・臭い対策を考える
においと湿気の対策は、扉の有無にかかわらず必要です。濡れた靴や傘をそのまま収納せず、換気扇や小窓など、空気がこもりにくい設備も設計段階で検討しましょう。梅雨の時季や雨の日は湿気がこもりやすいため、必要に応じてサーキュレーターで空気を動かす方法もあります。
扉ありと扉なしでは、注意点も異なります。扉を閉めるとクローク内ににおいや湿気がこもりやすく、扉がない場合は靴のにおいが玄関側へ広がりやすくなります。扉は目隠し、換気扇や小窓は空気の入れ替えと役割を分けて考えましょう。
開閉スペースと収納・動線を確認する
扉を選ぶ際は、開閉時にも通路の広さを確保できるか図面で確認しましょう。引き戸は扉を引き込む側の壁、開き戸や折れ戸は扉の軌道と棚が干渉しないかが確認のポイントです。扉が棚の前をふさぐと、収納物を出し入れしにくくなります。
必要な広さは「何畳あれば十分」と一律には決められません。収納する物の寸法を測り、通路幅や棚の奥行き、配置から必要な面積を検討しましょう。可動棚にしておけば、持ち物の変化にも対応しやすくなります。
関連記事:家事動線がいい間取りとは?注文住宅を建てる際のポイントを解説
目隠しと玄関デザインのバランスを考える
目隠しが必要かどうかは、来客が立つ位置から収納内部が見えるかで判断しましょう。玄関ドアの正面や来客動線から見えない位置に出入口があれば、日常的に閉める必要性は低くなります。
来客から見える配置なら、扉や目隠しで収納内部を隠す方法があります。ただし、ロールスクリーンは閉めると圧迫感が出る場合もあるため、開閉両方の状態で見え方を確認してください。
後付けするなら下地・寸法・納まりを確認する
扉やロールスクリーンは入居後に後付けできる場合もありますが、可否や工事内容は現場の条件によって異なります。既存開口の幅と高さ、壁や天井の下地、引き込みや開閉に必要なスペースを確認しましょう。
ロールスクリーンは、取付部の材質や強度に合った方法で確実に固定する必要があります。図面や現地の寸法、下地を確認し、製品の仕様に沿って施工しましょう。
玄関収納まで使いやすい家づくりならトコスホームへ
シューズクロークの扉は、種類や位置だけでなく、玄関から室内へ続く動線や家全体の収納計画と合わせて検討する必要があります。入居後に扉の方式や位置を変えるのは簡単ではないため、設計段階で間取りと一緒に決めておきましょう。
トコスホームは、2024年度の調査で鳥取県の戸建て新築住宅および山陰のビルダー部門で着工棟数No.1とされるアート建工グループの住宅ブランドです。山陰の気候に合わせた「山陰特別仕様」を標準価格で提供し、耐震等級3を全棟で取得しています。基本構造部分は初期20年保証で、20年目以降は有償更新により最長60年まで保証を延長できます。玄関収納の使い勝手を確認したい方は、モデルハウスで実際の空間を確かめてみてください。
来場予約や資料請求など
ご相談はお気軽に!
家づくりの進め方やご質問に、
住宅アドバイザーがわかりやすくお答えします。
土地探し・資金計画・ローンシミュレーションの
ご相談も無料。
カタログ請求やLINE登録で、
家づくりに役立つ情報もお届けします。
まずはお気軽にお問い合わせください
お近くのモデルハウスに
お越しください。
トコスホームのモデルハウスは「よく見せる」宣伝の場ではなく
お客さまが「よくわかる」体感の場を目指しています。
服を試着するような感覚で、あなたの暮らしの「ぴったり」を探しにきてください。











